人員補充の成果
■当たり前ではない存在「人員補充」という闘いで得た権利!■
●D闘争で得た人員補充の成果●
「人員補充」は、関生支部が全自運の時代(1973年)、日々雇用労働者の仲間を本勤労働者とする闘い、D生コン闘争が始まりです。
現在、生コン業界では日々雇用労働者が8割を占めている状態です。
日々雇用労働者は企業にとっては都合の良い調整弁です。しかし、労働者にとってはなんの保証もない非常に不安定な就労形態です。
関生支部は、労働組合として労働者供給事業を行っています。これは1976年に結ばれた優先雇用協定によって確立されたのが始まりです。そのなかで、2016年春闘で勝ち取った、1企業につき5対5の本勤(正社員)労働者を雇用する協定を経営者会と締結しました。
我々、関生支部の運動の実績として、各ブロックで、2016~18年の3年間で42名の日々雇用労働者が正社員化を勝ち取りました。
しかし、他の労組ではそれが実現できていません。これこそが、私たち関生支部の力の現れです。
現在、労組間共闘が崩壊し、労働組合の力が分散されている状況ですが、私たち、関生支部の運動の正しさは歴史が証明しています。
今後も確信を持って力強く前進することが必要だと思います。
≪朝日分会≫
【 くさり6月号より 】